視聴率を気にするものなのか

日本人の年末の恒例行事といっていいのが紅白歌合戦です。紅白歌合戦はNHKが1951年から放送している音楽番組です。毎年その年に活躍した歌手やバンド等が出演し、白組と赤組に分かれて勝利を競います。出演者側としては、紅白歌合戦に出場することは大変な栄誉なので、出演することがひとつの目標となっていることも少なくありません。 年末に家族で集まってひとつのテレビを囲み、家族水入らずのゆったりとした団らんの時間を過ごすというのは昭和から続く日本の一般的な家庭の風景でした。今でもそれは変わっておらず、紅白歌合戦を楽しみにしている人はたくさんいます。 インターネットや他の娯楽産業の普及や、趣味や好きな音楽の多様化・細分化などによってテレビ業界が全般的に視聴率が下がっています。紅白も例に漏れず、昭和時代のような70%や80%といった視聴率は取れなくなっていますが、現在でも40%の高視聴率をたたき出す人気番組です。紅白を楽しみにしている人の中には、今年は下がった、上がったと毎年の視聴率を気にする人もいるようです。しかしながら、一般の視聴者層はあまり気にする人はいないようです。 紅白の楽しみ方はいくつもあります、視聴以外でも数ヶ月前に発表される出場アーティストの予想をしたり、司会者の予想をしたり、話題を欠きません。その年に活躍した一般的なアーティストが出ますので、現在のジャンルが細分化している音楽業界では万人に受けるものはありません。このため、音楽に詳しい人やインディー系の音楽が好きな方にとっては物足りなかったりしますが、紅白は大河ドラマの出演者や、流行語やブレイクした芸能人なども出演しますので、そういった部分を楽しむことができます。紅白の楽しみ方は人それぞれですが、普段は集まれない家族がみんなでテレビを囲み毎年変わらない家族の素敵な年末の風景を演出してくれる番組といった意味で、とても価値があります。


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